代表団には中央銀行の筆頭副総裁、サンパウロ証券取引所、銀行協会連盟からの代表など、ブラジルの金融関連のさまざまな機関の代表が一堂に会し、それぞれの資料を基にブラジル経済や資本市場の現状について話しました。
当日は金融機関を中心に、友人のみなさんもご参加いただき、ありがとうございました。
興味深かったのは、ブラジルの輸出相手の分布。旧宗主国であるポルトガルを始め、南欧諸国とのつながりによる、ネガティブな影響を懸念した質問に答えてのものですが。
中国17.3%
EU17.1%
ラテンアメリカ・カリブ諸国13.5%
アジア 12.8%
米国10.1%
アルゼンチン 8.9%
ドイツ3.5%
これだけ相手国が分散がされていれば、経済の先行きについてリスクヘッジが効いていると言えますね。ちなみに日本は上位10か国中に6か国アジア諸国が入り、輸出先の半分がアジア。中でも中国は全体の2割近くに達します。