2011年10月10日月曜日

突然ですが、インバウンド観光客の一つの行先「ネイルサロン」マーケットについて調べてみました

先日、滝川という美容卸最大手の会社にミーティングに行き、聞いたところ、日本のネイルの技術は世界一で、賞とか総なめなんだそうです。
美容師の世界でも、東南アジアなどに行くと、日本で修業しましたみたいなディプロマがかかってたり、日本人がカリスマとして迎え入れられてたり、なんだそう。

で、ちょっと検索してみたところ、Yahoo電話帳を調べた人がいて、2008年の数字ですが、ネイルサロンだけでこんだけあるのだそうです。
東京:833
愛知:203
福岡:163
大阪:316
兵庫:163
京都:76

個人でやってらっしゃるネイルサロンで電話帳に載ってこないサロンも多く、またエステや美容院との兼業などもいるので、事業者数はもっと多いとのこと。このブロガーは大阪で試算してましたが、東京で計算してみると、仮にそのような店舗も含めて1200店舗として、1日に5人対応すると過程して、6000件施術。月間25営業日として月間15万件施術。

平均単価を8000円とすると、東京では12億円と考えていいのでしょうかしら。

美容室の併設などが入っていないのと、1店舗で3-5人対応できるスペースを取っているところもあると考えると、かなりのキャパシティーになりそうです。
他方、震災後にも知り合いが経営するネイルサロンが閉鎖されたりしました。淘汰も進んでいるのでしょうか。
こういうニッチ(とも言えないかもしれないですが)、あまり公の数字に出てこないようなマーケットを調べるのも楽しいものです。
中小零細が多い業界でも、日本ブランドが通用するところの海外発信はお手伝いしていきたいと強く思います。