2017年6月21日水曜日

アルバ・エデュのブログを更新しました ~育児休業中の女性社員向けの研修 ~たくさんの赤ちゃんに会えて幸せでした

先日、企業研修の一環で、育児休業中の女性社員の皆様40名ほどにお話しする機会をいただきました。

そこの会社では、たくさんのシッターさんを雇って別室で赤ちゃんを預かり、母親がその間研修を受けられるという仕組みを毎年おこなってます。この日、初めて長い時間離れる、という母子もいて、預け始める時間に見に行ったらそこはまさに阿鼻叫喚!中には、研修の間、数時間くらい泣き続ける猛者もいたようですが、保育園に預ける前にこのような機会を作り、母子ともにソフトランディングを図るというのは良い考えだと思います。

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 さて、研修では、この育児休業中の過ごし方として、母は何を身につけ何を捨てるか、子どもをどう育てておくか、いう観点からお話をしました。以下が当日の内容です。

  • 育児休業中に身につけるべきものは何か?
    • カラダ・ココロ・アタマがキーワード
    • 仕事の感覚は失わないようにするにはどうしたらよいか?
    • すきま時間の活用とネットワーキングについて
  • 脱「良妻賢母」宣言!
    • 根本に育てられ方、社会通念がある、ということを意識
    • マインドセットをどうするか
  • 捨てるものとは何か?
    • 24時間フルに使えないことを所与と考える
    • パートナーや実家に頼れない場合の施策
    • 「少家事」体制とは
  • 子どもの育て方
    • 育休中にいかに子どもの「社会化」を進めるか
    • 保育園は預けたら「神」だと思う
    • 疲れたら死んだふり
それからワークを行い、チームで発表をしていただきました。
子育てに失敗はつきもの、でも取り返しはつく、ということ。そして育児という、素晴らしい体験をもとに、今後のキャリアを彩り多いものにしていただきたい、と最後に皆様にお話ししました。
仕事と育児の両立は自分にとっての永遠のテーマでもあり、同じようにがんばろうとしている後輩女性たちを応援するのは私のライフワークだと改めて感じたしだいです。
何よりたくさんの赤ちゃんに会えて、こりゃ天職だと思いました!

(Aska)

2017年6月2日金曜日

アルバ・エデュのブログを更新しました ~おかげさまで4期目をスタートさせることができました!

おかげさまで、6月からアルバ・エデュは4期目を開始することができました。まるで子どもの誕生日のようにうれしいことです。

当初、近隣の公民館を借りて、口コミで子どもたちを集めて始めたワークショップも、今ではいろいろな企業や研究者とのコラボが実現し、社団の力を超えて数々のダイナミックなワークショップを開催することができるようになりました。ただ、ワークショップを開催するには、多くの労力が必要で回数も限られ、またどうしても参加者一人当たりの課金額が高くなるために、多くの皆さまに授業をお届けすることが難しい状況でした。
そこでこちらから学校に赴く出前授業に注力を始め、やがて小中高大それぞれにご依頼をいただくようになりました。今では全国からプレゼンテーション教育、キャリア教育、オリパラ教育、それぞれについて連日のようにお問い合わせをいただくような状況になっており、一同うれしい悲鳴です。

社団設立前から、子どもたちが「話すちから」を携えて世に出られるよう、プログラムを定型化して授業に組み入れやすくすること、授業の担い手となる講師やファシリテーターを増やすこと、結果としてこの授業を届けられる子どもたち・若者たちの数を増やすこと、を目標に地道に活動してまいりました。今年度は、都の教育庁の採択が下り、都立高校や都立の中高一貫校に授業をお届けすることができるようになりました。またその過程では、多くのみなさまに授業プログラムについてのご意見をいただいたり、実際の授業のサポートをしていただいております。

社団設立2年半で多くの方々のご支援をいただき、活動を広げることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。過ぎた日々を振り返ると、自分一人の力では到底考えつかなかったであろうことが、みんなの知恵とアイディアと労力によって、無限に構想が広がり、それがバッサバッサと実現する、という不思議な手ごたえが日々ありました。これもスタッフのみんな、立ち上げに関わってくれた仲間たち、授業プログラムやワークショップに協力してくれた仲間たち、ご寄付いただいたみなさま、メンターのみなさま、コラボしていただいた企業や大学のみなさま、専門家のみなさま、授業を受け入れてくださった学校の先生方、自治体の関係者のみなさま、ご参加くださったみなさま、保護者のみなさまなどなどのおかげです。本当にどうもありがとうございました。

日々、皆様からのご助言をいただきつつ、これからもますます活動を加速させてまいりたいと思います。「こんな風にしてみたら」とお気づきの点がありましたら、ぜひぜひご指導ください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。