2014年6月27日金曜日

プロジェクトZ: 第一弾 大人の遠足開催(雑司ヶ谷ウォーク編)

本日はプロジェクトZの一環として、雑司ヶ谷の町探検を開催しました。

案内役はとしま案内人 雑司ヶ谷のガイドさんの磯田さん。

雑司ヶ谷は今回の参加メンバーの中には初めての人もいましたが、目白台で育った私には、親に散歩に連れて行ってもらったり、祖父母とお祭りに行ったりした懐かしい場所です。まずは天保7(1836)年作成の江戸名所図会(←)江戸時代の地図を渡され、鬼子母神の参道へ。いきなりワクワク。



江戸時代、この界隈は江戸の外れでしたが、当時の富裕層の中心であった商人たちが一日がかりで遊びに来る場所だったとのこと。娯楽のない当時は、寺社がテーマパークの代わりをしており、参道にはお食事処が栄え、護国寺あたりにあったお茶屋で一遊びしてから帰るというのが主な順路だったとのことです。

ちょうど道が矩形に曲がる手前にあった「めうがや(みょうがや)」というのが流行りのお店で、当時の江戸の御料理番付表にもしっかり名前が残っています!ミシュランで言えば3つ星くらい?とガイドの磯田さんが教えて下さいました。



  
こちらの広重の風物画にも残っていますが、当時この辺りにはケヤキの木が植わっており、そのうちの4本がまだ残っているんです。現在では樹齢400年にもなる大木に育っています。




江戸時代は栄えたこの辺りも、明治の廃仏毀釈で一気に廃れ、戦後はアパートや戸建てが建つ住宅街となってしまいました。少し残念な気も。

いよいよ境内に入ると、左手には樹齢800年以上という銀杏の木。東京で2番目に古いって仰ってたでしょうか。子宝に恵まれない女性が抱き着いて祈願したとか。




お堂に上がらせていただくとお寺の方から丁寧な説明があり、鬼子母神さまがお釈迦様から諭されて鬼の角が取れて仏教に帰依していく様について教えて頂きました。鬼子母神は「きしもじん」と読み、「鬼」の字には角がないのです。今では安産、子育ての神様として親しまれています。お寺のあちこちでザクロのモチーフになっているのは、実が熟して初めて皮が割れることから、親が我が子が成長するまでしっかり見守るということにつながり、また粒が多く子孫繁栄の象徴であることだそうで、随所にザクロが使われていました。




それから鬼子母神の「すすきみみずく」が名物のお土産物になった由来も教えていただきました。昔はこの辺りは、弦巻川の両辺にすすきが茂っていましたが、今では秩父まで行って刈ってくるそうで。最後の作り手が亡くなったことに危機感を抱いた地元の方が保存会を結成し、今では地元の小学生も作り方を学ぶのだそうです。

撮影は禁止でしたが、重要文化財に指定されている古い絵や、加賀藩主前田家から安芸藩浅野家に嫁がれたお姫様が寄進されたというお堂を拝見することができました。1945年3月10日の大空襲で、米軍が天皇家に関連のある護国寺を避けてくれたためか、鬼子母神から護国寺の一帯は焼け残ったそうです。

帰りにはなんとこんなうれしいお土産までいただいちゃいました!みみずく最中。




次に訪れたのは法明寺。810年創建の「威光寺」が日蓮宗に改宗して現在の「威光山法明寺」になったそう。鐘楼などは戦時中に強制没収されましたが、この鐘楼は希少価値ありとしてそれを免れました。理由はご覧になれるでしょうか。機会があったら実際に地模様をご覧になってみて下さい。恐らく今でいえば工業組合みたいなところが寄進したものでしょうとのことです。




次はこちらの旧宣教師館へ。



  
明治40年にアメリカ人宣教師のマッケーレブさんの居宅として建築されたカーペンターゴシック様式のおうちです。マッケーレブさんは明治25年に来日し、この国にキリスト教的ジェントルマンシップが必要だと考え、現在の4倍ほどあった敷地に寮を建てて学生を住まわせながら宣教活動を行ったそうです。しかしこの学生たちの態度や悪さに辟易して(情けない・・)、もっと早くから教育を始めないと!と考えて、幼稚園を併設したとのこと。現在も雑司ヶ谷保育園として残っています。第二次大戦直前まで日本におり、80歳で帰国してから40歳年下の奥さんを娶ってお子さんができた、と年表に書いてあって、私はそれにただただ驚愕しました。




それから雑司ヶ谷ゆかりの秋田雨雀の年譜というのもこの中にあり、この町の森と人々を愛し、まちの子どもたちに説いたという以下の言葉が心に残りました。「人間というのは勉強が大切なんだよ。正義と悪を自分で判断する頭を持つこと。それが勉強なんだよ。」
それから、雑司ヶ谷霊園で夏目漱石のお墓にお詣り。ほかに小泉八雲、永井荷風、ジョン万次郎などなど、著名人のお墓もあるので、今度は磯田さんにはかまいらーガイドをしてもらおうというお話になりました。最後に吉宗のお鷹部屋の松の木で記念撮影。




それからご紹介いただいた割烹料理屋「酉松」でランチをいただきました。この松花堂弁当が1000円!そして美味しくて。コスパは抜群でした。大満足な遠足でした。



今回何度も通った弦巻通りは、弦巻川という神田川の疎水が流れていたところで、その流れは護国寺に抜けて、音羽通り(そうアルバのオフィスがある!)をとおって神田川に注いでいたそうです。何ともご縁を感じます。今は下がまだ暗渠になっているそうで、マンホールからはざぁざぁと水の音が聞こえました。

昔は蛍が舞う小川だったのが、生活排水が流れ込むようになりどぶ川と化し、東京オリンピック前の首都高の急ピッチの工事の中で、問答無用に埋め立てられた跡とのこと。くねくねとした通りは、確かに生きた川のようで少し切ない気持ちになりました。


ガイドの磯田さんからの、とにかく若い人の力で活気のある街作りをしてほしい、というお言葉を胸にこれから何ができるか色々議論してまいりたいと思っています。



文責 明日香

2014年6月10日火曜日

CCWAアジア地区予選にて、弊社がサポートしたお客様が金賞受賞!

CCWA (Contact Center World Award) というコンタクトセンター事業に関するプレゼン世界大会のアジア地区予選がシンガポールで行われ、弊社がサポートしてきたお客様が見事、5カテゴリー中3部門で金賞に輝きました。


過去3年連続日本代表として参加されながら、いずれも当地区予選で銀止まりだったため、今年は外部のアドバイザーをということで、2月にお話をいただきました。パワーポイントのスライドを含むマテリアル制作、スクリプトの作成、翻訳、プレゼンテーションのご指導など多面的に関わらせていただきました結果、このような成績が残せたことは、嬉しい限りです。

今次プロジェクトに関しては、社内外の沢山の方の協力を得てここまで漕ぎ着けたもので、この場を借りて、改めて御礼を申し上げたいと思います。

また11月に開催されます世界大会に向けて、気持ちを新たに取り組んで参りたいと思います。


こちらは最終日のGala Dinnerでの余興で弾けるインドネシア代表の皆様です。










2014年5月30日金曜日

雑誌『BUAISO』 第6回目は「『アナと雪の女王』は日本だけが「薄い」?!」

『アナと雪の女王』人気に便乗して、日本語という言語や、日本人の声の特性について、お客様のプレゼンのサポートなどしながら感じていたことを、専門家にもヒアリングしてまとめてみました。
http://www.buaiso.net/business/economy/26236/

2014年5月27日火曜日

仙台紀行-東京オリンピックへ向け、地方都市から世界への発信

新緑が美しい5月に、杜の都・仙台に出張してきました。
都心から仙台って、地図で見るよりずっと近いんですね!

 仙台初心者の私は、仙台駅でまず観光情報を入手。日本語版は目的別に複数のリーフレットがあるのですが、外国語版なら仙台の魅力がぐーっと1冊に凝縮されて紹介されてるかも!っと「SENDAI CITY GUIDE MAP」(英語版)も手にしました。
 
中を開くとなるほどなるほど、「仙台堆朱(ついしゅ)」や「玉虫塗」などの工芸品案内が充実していたり、「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」や「アニメイト仙台」などのCool Japan!関連もしっかり掲載されていて、日本人向けにはない視点での紹介がたくさん。グルメガイドにも、牛タンやお寿司以外にも、(日本人にはごく普通?の)ラーメン店まで紹介されています。
 
惜しい!と感じるのは、紹介されているお店側の外国語対応が万全ではないこと。外国語対応...のスタッフを常駐させるのはコストもかかる話で、「日本そのものの国際化」が問われる部分でもありますが、せっかく英語版ガイドに掲載してもらっているのに、お店側のウェブサイトが日本語ONLYだったり、食事メニューも日本語ONLYだったり・・・。英語版すらないのであれば、仙台空港から直行便が出ている中国や韓国といった多言語対応も、まだまだこれからなのではないでしょうか。

2020年の東京オリンピックを控え、東京では「外国人視点で」交通網の案内等さまざまな見直し・改善を進められていますが、その都心からのアクセスも悪くない地方都市にも、海外からの訪問客数が増えることは容易に想像できます。特に仙台は、英語で「Sendai」とググれば、「3.11の被災地に最も近い都市」という紹介が目に留まります。仙台市には第二次世界大戦からの復興を紹介する戦災復興記念館がありますが、今後東北が東日本大震災からの復興を果たしていく中で、その「復興力」「東北の魂」も将来必ずや世界から注目を浴びることになるでしょう。当社が、そうした東北の力を、世界に向けてより上手に発信していく上で、何かお力になれないものかと感じた一日でした。
(文責: 志)

2014年1月26日日曜日

雑誌『BUAISO』 第5回目は「「リーマン・ショック」って何? 「PER」って何?」

ずーっと続けている海外の投資家さんたちとのお仕事で感じてきたことです。ご笑覧下さい。
http://www.buaiso.net/business/economy/25136/

2013年12月20日金曜日

カテドラル教会「音楽の集い」のお知らせ

明日、こちら文京区関口にあるカテドラル教会で、我が音羽の森オーケストラ「ポコアポコ」が出演します。今年もパイプオルガンとの共演を含め、下記3曲を演奏します。年の瀬のお忙しい時期かとは存じますが、お時間ある方は丹下健三作の大聖堂に入れる貴重な機会でもございますので、ぜひいらしてみて下さい。
  1. ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界より」第4楽章
  2. バッハ:主よ人の望みの喜びよ
  3. エルガー:行進曲「威風堂々」作品39 第1番